拍も考え方によってはいろいろある。
あまり聞きなじみのない拍について紹介する。
Function Beat
関数拍 ((n-1), n, (n+1))/(n=4) 0.75n/(n=4) (3,2,1)/4 など
平行拍 3/2 6/4 12/8 など
緩衝拍
合図拍
Cycle Beat
近親拍 2n など
遠疎拍 2:3:4 など
単円 ((1,2):(1,3))/4 など
連円 ((1:2):(1:3))/4 など
偽終止 1:2:3の時, 1st,2nd,3rd stop など
概念としては確かに存在するのだが、
具体的な拍は決めづらい拍の概念を紹介します。
前拍 拍が前のめりになること
後拍 拍が後のめりになること
核拍 省略できない主要な拍
中間拍 省略可能な付加的な拍
これらの拍は1つずつ見ていくと確かに存在するのだが、
状況によって変化するので、具体的な音符としては書きづらい。
拍を変化させることを転拍と定義します。
転拍にはいろいろなものがありますが、
おおよそ近親拍・遠疎拍の2つに分別できると思います。
どちらの転拍を用いるかは、曲の状況によって決めます。
少し趣向を変えたい場合は近親拍。
劇的に変えたい場合は遠疎拍。
が良いでしょう。