4絃胡弓でおすすめのスケール8選


4絃胡弓において、お勧めできるスケールを8個選びました。

是非参考にしてみてください。

 

私の好みでもあり、調号が±1個ぐらいまでで使えるように工夫しました。

#系でもb系でも使える曲はkey=C(調号0個)であると思います。

※#とbが6個付くKey=F#(Gb)でも同じことですが、

こちらは耳が慣れていないことが多いので、

仲間を探すのも大変で、他の人と合わせにくいでしょう。

 

よって、なるべくkey=Cを基準にできるように、

練習道具を選んでいくのが賢明だと私は思います。

 

ただし、今までの伝統的なリソース(曲や技など)もあるので、

それらを少しだけ加味して、選定させていただきました。


第1位 D全核音スケール


このkeyは、核音だけを記しました。

 

中間音に好きな音符を1音盛れば、使いやすいスケールとなります。

 

陰・律・民・陽音階などを作ることができます。

場合によっては、24平均律の音階も作ることができます。


第2位 E全核音スケール


このkeyは、核音だけを記しました。

 

中間音に好きな音符を1音盛れば、使いやすいスケールとなります。

 

陰・律・民・陽音階などを作ることができます。

場合によっては、24平均律の音階も作ることができます。


第3位 D 半核音スケール


このkeyは、核音だけを記しました。

中間音に1個好きな音符を盛れば、使いやすいスケールとなります。

 

やや変わった響きのするスケールでもあります。

場合によっては、24平均律の音階も作ることができます。


第4位 E 半核音スケール


このkeyは、核音だけを記しました。

中間音を1音好きなように盛れば、使いやすいスケールとなります。

 

やや変わった響きのするスケールでもあります。

場合によっては、24平均律の音階も作ることができます。


第5位 D phrygian scale


胡弓では定番のスケールです。

胡弓では、3の糸の開放弦がDであります。

 

図書館にある医学書の研究報告によると、

一番真ん中の音はどれか?という質問に対して、

一番多かった回答がKey=Dであるという回答だったという研究報告がありました。

 

世界各地で使われているところを見ると、あながち的外れな意見ともいえないと思います。

 

胡弓に関しても同様のことが言えることからも、

貴族や庶民に愛されるKeyであるともいえます。

 

いろんなスケールがありますが、胡弓に関していえば、

D phrygian 1発の曲がいかに多いかがわかります。


第6位 E phrygian scale


転調するならこのスケールがよさそうであります。

4絃胡弓では、1の糸の開放弦がEであります。

 

このkeyは調号0個なことから、みんな好き好き、好まれるkeyであります。


第7位 G dorian scale


胡弓では、4の糸の開放弦がGであります。

 

胡弓は、4の糸が一番良い音がするので、

みんな好き好き。

 

このkeyは、調号b1個で済むことから、比較的好まれるkeyであります。


第8位 A dorian scale


胡弓では、2の糸の開放弦がAであります。

 

このkeyは、調号#1個で済むので、比較的好まれるkeyであります。


まとめ


この8種類のスケールは、胡弓において頻出のスケールです。

是非使いこなせるようになれば、より胡弓らしくなることでしょう。

 

これだけでも、瞬時に使いこなせるぐらいまで練習すれば、

すごいことだと思います。

 

音楽は探索局面が広く十分大きいので、

選択的に練習した方が結果としては良い方向に行く可能性が高いと思います。

 

あまり狭めるとレパートリーが狭くなりますが、

この8種類を使いこなせるようになるだけでも、

かなりの年数がかかると思います。

 

どれもおいしいおすすめのスケールです。

 

ではでは。